気づいたときに「手の甲」のストレッチを

こんにちは。「一の腕サロン」オーナー/セラピストのSONOKOです。

今日は「手の甲のストレッチ」について書きます。

股関節や肩など身体のストレッチはしているよ〜という方もいると思います。

身体の大きな部分はケアしているけれど、忘れがちなのが手の甲ではないでしょうか。

特にPCやスマホを操作しているときなどの手の甲は、一の腕から見えない線を引くと「常にほぼ真っ直ぐな状態」になっています。

手の甲に注目ください▼

この状態が長時間続くと、手の甲はもちろん一の腕が疲れるのは当然のこと。

ずっと座り姿勢または立ち姿勢を続けていると、身体全体が疲れてしまうのと同じです。

だからこそ、手の甲にもこまめなストレッチを取り入れていただきたいと考えています。

一の腕から手の甲までまっすぐ伸ばした状態を0度(ニュートラルな状態)とすると、手の甲を手首から上側に反らせる(背屈、伸展ともいいます)と最大70度まで、逆に手の甲を手首から下側に反らせる(掌屈、屈曲ともいいます)と最大90度まで動かすことができます。

試しに、ご自身の手でやってみてください。手関節の可動域が案外大きいことに気づいたり、「普段ここまで動かすことを意識していなかった」と感じる方もいるのではないでしょうか。

関節は動かせる範囲がもともと決まっています。ただ、あまり動かさないでいると、関節が硬くなって動きにくくなり、可動域が狭くなっていきます。

運動をしばらく休んだ後、いきなり身体を動かそうとしても「なんだか動きにくい」「重たい……」と感じるのと似ていますよね。
日頃から関節をこまめに動かして、可動域を広く維持しておくことが、すこやかな身体作りにつながります。

一の腕サロンでは、施術を行うだけではなく、ご自身でもできるケアをお伝えしています。
というのも、サロンにいらっしゃらないときでも、ヘルシーな状態でいていただきたいと考えているからです。
また、日頃の生活習慣にセルフケアを取り入れていただくことが、ご自身の状態をより良くする一番の秘訣ともいえるからです。

今後もサロンに関わるさまざまな情報をお届けしていきます。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました✨

【参考資料】
「関節可動域表示ならびに測定法」日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会